第30代 河合 広樹 会長
スローガン
【所 信】
昭和49年生まれまでは団塊Jr.世代で子どもも多かった世代。一転してそこからどんどん子どもの数が減っていく昭和50年に私は生まれ、成長するにつれて子どもの減少を実感してきました。
私が入会した2006年当時、児島YEG会員数は100名弱でした。それから会員数は減少を続け、現在は60名を割ろうとしております。毎年のように歴代会長たちが会員拡大を訴えてきましたが、会員減少の速度は鈍化こそすれ、増加には至りませんでした。今後も対象となる絶対数が減っていく中、大幅な会員増加は見込めないのではないかと思います
会員数が減っていく以上、個人の負担は増え続け、いずれ今までと同じ事を継続できなくなる時が必ず来ます。想定される未来ならば、今後のYEGに何が必要なのか、会員減少の中、より地域に必要とされるYEGとなる為に、やるべき事、やらなければならない事は何なのかを考えるのは子どもの減少の始まりの世代でもある我々がいる今なのではないかと考えます。
ただ直近に目を向けると、2025年度には岡山県連会員大会児島大会、児島YEG創立30周年という大きな事業が控えています。それに向けての準備も進めていかなければなりません。ですから、本年は2025年度の飛躍に向けた土台作りでもあります。皆で考え、知恵を出し合い、行動し、より大きく強固な土台ができれば、より高くより遠くへ飛躍することができるはずです。
そのためにはメンバーの皆様にはまずは参加していただかなければなりません。
本年度は、学びがあった、知らない人と仲良くなれた、楽しかった、参加してよかった、そう思っていただける例会や、事業を目指していきます。メンバーの皆様にはこれまでよりも1日でも、1回でも、1時間でも多くYEGに時間を割いて頂きたい、これからのYEGの為に力を貸して頂きたいと思います。
2025年に向けての、さらには5年先、10年先の未来のYEGに向けてのより強固な土台を築けるよう、1年間、共に考え、行動していきましょう。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
疲弊する世の中で、今一度、自分たちが「楽しい!」と思うことを大切にする。その中で活動や事業を通じて絆が深まり、切磋琢磨することで成長へつながると考えております。また「楽しい会には人来る」という持論のもと、全員が参加したいと思う青年部を目指します。そして、例会や地域交流事業を通じて青年部の「楽しさ」を内外へ発信し、会員企業はもちろん、地域のさらなる発展や会員の拡大につなげる1年にしていきたいと思います。
最後に私たち児島商工会議所青年部は、お互いの立場や環境の違う異業種の集いでありながらも、情熱を持つ者たちが集まった青年経済団体です。そして何より、この場所で得られる経験、そして会員同士の交流や他団体・地域の様々な方々との関りは、自社の更なる発展に繋がり、この発展こそが、地域を活性化させる原動力であると強く確信しております。
今まで青年部が築いてきたものを継承しつつ、情熱やチャレンジ精神を持って大役に挑んでいきたいと思いますので、何卒、皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。